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・貸金業者への過払い金の請求

個人ローンをなぜ、あちこちから短絡的に返済する予定もないのに、なぜ借りるのでしょうか。月末に2万円入金(返済)すればAローンから借入可能額が3500円できるので、とりあえず返して、Bローンへも15000円入金すれば、とりあえず催告がこないし、2000円借入可能だし、と借入生活を繰り返しているだけで何とかローン地獄を脱却する方法とか、生活の組み立てを変えて維持していくとか考えられないのでしょうか。自分一人では、できないのでしょう。生活も周りの人と同じで、収入もそこそこあれば生活ができるのに、借り入れるところが、銀行ではなく個人相手の貸し銀業者となってしまうのでしょう。その前に借入しない工夫をすべきなのですが。

5年くらい、借入返済を繰り返していると実際には元金に相当する額をすでに支払っている可能性もあり、7年くらいだと、法定金利以上の支払いを生じており、貸金業者へ不当利得金として返還要求できます。認定司法書士が貸金業者へ債務整理の通知(受任通知)を出すと、貸金業者は、債務者への直接の催告はできず、今後司法書士相手に借金の整理をしていくことになります。5社から7年間も借り入れがあり返済を継続しており、残債務合計100万円くらいある場合は、過払い請求すれば100万円近く戻ることもあるでしょう。時間は、何か月も掛かりますが、早く今の状態から脱却するには、簡易裁判所へ過払い金の請求訴訟となる場合もでてくるかも知れませんが、債務整理を早く依頼されるべきです。

 

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